青葉区青葉台の大川カイロプラクティックあおばだい整体院
整体院物語『典型的な坐骨神経痛』
K・Mさん 60代 男性 自営業
『自転車を漕いでいたら、左足の親指に痛みを感じて、その日の夜にお尻から脚にかけて痛くなってきたんです。』
5年ほど前から時々お身体のメンテナンスケアで来院されていた自転車が趣味のKさん。
今回はいつもとは少し様子が違い、痛みの訴えに不安感のようなものが垣間見え、お困りのご様子でした。
症状は、腰と臀部の痛みと、太もも裏からスネの外側がギューッとつれるように痛いとの事で、特に座っていると痛みが強くなってきて、座っていられなくなるそう。典型的な坐骨神経痛ですね。
お話しを伺っている時も座っているのがツライようだったので、必要な確認事項だけを聞き、最小限の検査を済ませて施術を行いました。
そして、施術後は座って話せるくらいには痛みが軽減したようで、話を聞くと、
月に数回、お父様の介護のために茨城まで車で通っているとの事。片道1~2時間座りっぱなしで運転なので、座っていて痛くなるこの状態はツライ。と、お困りのご様子でした。
翌朝、用事ですこし車を運転したら、案の定、また痛みが強くなって来院。
そして施術をしたら軽減。
『早く良くしたいから、出来るだけ時間作って来ます』と、Kさん。
「しばらくの間は痛みが強くなったり弱くなったり波がありますから、根気よくやっていきましょう」と、ワタシ。
その後、週に1~2回のペースで来院されて、痛みが強くなったり弱くなったり、時には背中まで痛くなったりしつつ、2ヶ月ほどでほとんど痛みが出なくなりました。
今回のKさんのケースは、往復3~4時間の運転だけが原因ではなく、介護の肉体的・精神的負担が重なり、身体と心に無理が蓄積していた結果だと思われます。
最近は、お仕事をされながら介護もなさっていて、心身両面にご無理がかかっている方がとても多いですね。そういう方は身体の緊張が抜けず、呼吸が浅くなっていることが多いです。
実は私もその内のひとりなのですが、可能であれば身体が悲鳴をあげる前にケアしてあげられると良いですよね。深呼吸を数回するだけでもいくらか違うと思います。