あおばだい整体院ブログ

第14話 手術の話が出た脊柱管狭窄症

卓球人

横浜市青葉区青葉台のあおばだい整体院

整体院物語『 手術の話が出た脊柱管狭窄症 』

T・Nさん 60代 男性 定年退職後

『 右のお尻から太モモ裏にかけての強い痛みで普通に歩くのもツライ。整形外科を受診したら、脊柱管狭窄症と診断されて、痛み止めを服用して経過観察中。しばらく様子を見て、良くならなければ手術しかないと言われた。 』

2011年から月1~2回のペースでメンテナンスのために来院されていたTさん。

数年前に定年退職されて以降は、趣味の卓球とギターを楽しまれていて、3ヶ月に1度くらいのペースでメンテナンスのために来院していました。

そんな日々が数年続いていたのですが、ある日お電話があり、

『 いつも通り卓球をした後に、右のお尻から太もも裏にかけて強い痛みが出ていて、歩くのもツラい。整形外科でMRIを撮って、脊柱管狭窄症による坐骨神経痛と言われた。鎮痛剤をしばらく服用して、良くならなければ、手術を検討しましょうと言われた 』とのこと。

鎮痛剤を服用し始めてから1ヶ月が経過しても痛みに変化は無かったため、別のアプローチを試してみようとお考えになって、来院されました。

『 整形外科で手術の話も出たけれど、出来る事なら手術はしたくない 』との事でした。

卓球

来院時の所作がいつもとは違って、痛みを堪えながら脚をひきずるようにしていました。

とても朗かなお人柄で、いつもニコニコお話をされる方なのですが、この時は笑顔の中にも不安と焦りが入り混じったような表情も垣間見えました。

痛む場所は、右お尻の上部(腸骨稜の下縁)から太ももの裏側。どんな体勢・動きでも常に痛くて、夜間睡眠中にも痛みで目が覚めることもしばしば。

特に、歩くと痛みが強くなって、長い距離は歩けない。

立位でも患部をかばって、腰~骨盤~脚が歪んで、真っ直ぐに立てない状態でした。

卓球

脊柱管の狭窄の程度次第では、症状が改善する可能性もありますが、やってみないと分からない事をご理解頂いて、整体の施術を行いました。

施術後、いくらか痛みが軽減したので、週2回のペースで継続することに。

施術をするごとに順調に痛みが和らいでいき、4週間後には、お尻から太ももの痛みがほぼ気にならなくなり、予定していた温泉旅行へ出かけて楽しめたそうです。

その後、卓球にも復帰をして、以前のように楽しんでいらっしゃいます。

(注)ちなみに、当院の整体の施術で脊柱管の狭窄部が拡がることはありません。Tさんの脊柱管の狭窄部も施術前後で変わっていない筈です。

卓球

60代以上で、腰~脚にかけての痛みやシビレで整形外科を受診すると、少なくない確率で脊柱管狭窄症と診断されます。

レントゲンとMRIで画像診断されるので、診断は疑いようがありませんが、その後の経過は個人差がかなり有ります。

手術を余儀なくされるケースは相当数ありますが、手術をしなくても症状が気にならなくなるところまで改善するケースも少なくありません。

強い痛みやシビレが数週間、1ヶ月、2ヶ月と続くと、『このまま一生良くならないのでは…』と不安や焦りが膨らみますが、一生続くケースはほとんど無いと思います。

とはいえ、重篤なケースも有るので、まずは整形外科の先生とよく相談されることをオススメいたします。

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